
「舞鶴の”本物”が集う
赤れんがパーク」にします。
と銘打って、WOODY HOUSEが管理運営をはじめてはや1年が経とうとしています。
赤れんがパークって、なにか変わったっけ?という方もいらっしゃると思います。
そうなのです。
より魅力的な場所へと変貌する改修工事は、まさに今着工ラッシュを迎えています。
これまでの経過と、今後の計画内容を取りまとめ、ご案内させていただきます。
これまでと、これから。
[ これまでの工事 ]
令和4年 7月中旬完了 海側芝生広場 芝生張替工事
令和4年 12月完了 3号棟2階 シェアオフィス工事
[ 進行中の工事 ]
海側芝生広場 レストラン
2号棟・3号棟間 テラス席
4号棟2階 アートのコミュニティスペース
5号棟1階 空調設備工事
クラフトビール醸造所
「海側芝生広場 芝生の張替工事」


まずもって完了したのが「海側芝生広場 芝生の張替工事」。
青々とした張りのある芝生へと生まれ変わりました。
観測史上、過去2番目の猛暑と言われたこの夏。水をあげること朝と夕。
私たちも気温に相当やられましたが、なんとか夏を乗り越えてくれました。
春を思わせる陽気な日には裸足になって座る人、みんなでランチを取ったり、青空ミーティングに使われたりと
穏やかな光景が広がっております。
「3号棟2階 シェアオフィス」


そして、2023年1月遂にオープンとなった「3号棟2階 シェアオフィス」。
舞鶴に支店を置く市外からの企業と舞鶴市内のスタートアップの会社、
壁を挟んでただ横にいるような関係ではなく、「仲間」のようなチームを組むこともできるはずです。
直接的にパートナーシップを結んでコラボレーションする事例などを期待し、新しい働き方に寄り添ったワークプレイスを提供します。
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「海側芝生広場 レストラン」
「2・3号棟間 テラス席」
「4号棟2階 アートのコミュニティスペース」
次に、現在進行中の工事についてです。
どれを取ってもワクワク感が溢れ出ておりますが、まずは2・3号棟間テラス席から。


赤れんがパーク内でも特に人通りの多い2・3号棟間にできるテラス。
こちらはテイクアウトや、キッチンカー、イベント時の飲食スペースが少ない点を払拭する為に生まれたゾーンです。
海の幸を食べたり、遊覧船待ちの方や散歩の小休憩に使っていただいたりと、幅広くご利用ください。

そして4号棟の2階にオープンするのは、デザインアートのコミュニティースペース。
舞鶴をアートの街にしたい、クリエイターのための創作・発信拠点を作りたい
という思いからここは生まれました。
クリエイター達の交流は勿論、作品の展示販売、創作機材やスペース利用に、クリエイター教育まで
一貫したプロセスを行えるスペースです。
誰もが入れる・使えるエリアなのでご安心を。強い気概と野心をもって思いっきり表現活動にあたってほしいです。
舞鶴から世界へと発信していきます。
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「5号棟1階 空調設備工事」
「海側芝生広場 レストラン」
「クラフトビール醸造所」


これまで真夏と真冬を避けて5号棟の施設利用をしてこられた企画者の皆様、お待たせいたしました。
この改修工事をもって、そのような心配は不要となります。
真夏に盛り上がりたいイベント、真冬だからこその企画。
1000人規模のイベントには5号棟が不可欠です。
惹きつけられるイベントを呼び込むと同時に自分たちでも企画する。
ここからが5号棟貸館機能の本気の見せどころです。ご期待ください。
そしてレストラン。
舞鶴に来たからには新鮮な海鮮を食べたいというお声、毎日のように頂きます。
それを形にするべく出た答えが、海側芝生広場で舞鶴湾を見ながら、芝生でお食事を楽しんでいただけたら…というもの。
季節に応じて旬のお魚を堪能できる場所が赤れんがパークに出来たら、と思うと胸が高鳴ります。
空調が整えば、次はビール醸造所です。
これが出来ることの何がすごいかと言いますと、国の重要文化財の中にクラフトビールの醸造所が入ること、ココなのです。
舞鶴で作られたビールが日本中へ広がっていく。実にエキサイティングな事業です。
舞鶴市民にとって、何かお祝い事がある日には、赤れんがパークのクラフトビールで祝杯をあげるのが 当たり前になる日が来るかもしれません。
旧文庫山学園跡地

そして 気になられている方も多いのではないでしょうか、
赤れんがパークに隣接する小高い丘にある、旧文庫山学園跡地にできる「複合施設」。
当時の面影を残しながら、アパレルとアウトドアを融合したウッディーハウスの新店舗を中心に、
「遊ぶ」「食べる」「買う」「休む」を可能としたご家族みんなで楽しめる場所へと生まれ変わります。
こちらは工事が一期 二期と予定されており 第一期には、お買い物はもちろん、
舞鶴湾、海上自衛隊、造船所など舞鶴ならではの眺望を楽しみながら食事ができる飲食店や、
サウナ、おしゃれなスーベニアショップのオープンが予定されています。
これからの赤れんがパーク。
明治33年に着手された舞鶴赤れんがパーク。
令和になっても、いつの時代も人中心の場というのが様々なモノを生み出す。
これが真の魅力だと考えます。
志を持った人たちが悩み楽しみながら試行錯誤している、顔の見えるこの街舞鶴が好きです。
より良い場所にしたいという一方通行の考えでなく、より多くの人に楽しんでほしいという視点が獲得できたときに、
初めて共感を頂けるのかもしれません。
序章に過ぎない赤れんがパークの改修工事。新しい意識がつくる新しい世界の形とは。
そんなことを考える一端を担えたら幸いです。



