STORY3

世界で類のないれんが専門のミュージアム
「赤れんが博物館」Part.2

舞鶴から発信する平和への想い

最後に見学するのは…歴史を証言するれんがコーナーです。
広島・長崎の原爆で焼けたれんが、アウシュビッツ•ビルケナウ強制収容所のれんがなど特に戦争の惨劇を伝えるれんがが展示されています。

戦争2 戦争1

現場にあったれんがが目の前にあることで、まるで悲惨な内容をれんがが証言しているように感じます。

最後に小野さんはこう話されました。

-「舞鶴市は、第二次世界大戦後に大陸地域からの引揚の港となり、昭和33年まで13年間にもわたり邦人を受け入れた歴史があります。このような関わりがあることから戦争と平和にちなむれんがの展示を行っています。
舞鶴引揚記念館にも同じことがいえますが、舞鶴市にある旧軍事施設である赤れんが倉庫だからこそ、再び繰り返してはならない戦争の現実を広く、そして次世代へ伝え、世界平和への想いを発信していく・・これは赤れんが博物館が担う大切な役割のひとつだと思っています。」

このブログでは、2回にわたって赤れんが博物館の紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか?れんがに着目することは、その背景にある人間のあゆみを知ることだと少しは感じていただけましたか?
今全国に「赤れんがネットワーク」が広がっています。この赤れんがネットワークが、れんがを通じてまちの活性化を語り合う人と人のつながりを生んでいます。横浜赤レンガ倉庫など、全国の拠点と連携し、れんがが結ぶ新たな交流がはじまっているのです。その中心の1つである「舞鶴赤れんがパーク」から今後も目が離せません。

赤れんがパークに来た際はぜひ、赤れんが博物館に足を運んでみてください。2〜5号棟からは少し離れています(歩いて3分)が、潮風を感じながら港沿いを歩くのは気持ちいいですよ。

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