STORY3

世界で類のないれんが専門のミュージアム
「赤れんが博物館」Part.2

舞鶴に残る旧海軍の港町の面影

続いてコーナーは「舞鶴のれんが」です。
小野さん、舞鶴にはれんが建造物が多く残っていますね。

-「おっしゃる通り、舞鶴には旧海軍時代に建てられた建造物が数多く残っていて、ここでは海軍施設関係のれんがを展示しています。舞鶴のれんが建築は、明治の旧海軍鎮守府の設置に始まります。海軍はたくさんのれんがを使って街のインフラを整備し、海軍工廠を建てました。その中でも代表的なのが、ここ赤れんが倉庫群。元々は軍事関連の倉庫として使用されていました。当時の赤れんが倉庫(赤れんが博物館)の様子を再現した模型があるのでちょっと見てみましょうか。」

1号棟模型1 1号棟2

今でこそ赤れんが倉庫群は、レトロな雰囲気が残る素敵な空間になっていますが、昔はこの場所で、魚雷が保管されていたんだなぁと思うと、少し怖いような…複雑な気持ちになります。

 

ちなみに2階には、こんな展示もあります。
○れんが積み体験
れんが~3

ここではれんが積みを実際に体験することができます。
れんがの積み方には、イギリス積みやフランス積みなどがあります。それぞれ使うれんがの量や作業効率、耐震性が異なります。どっちの方が優れているでしょうか?
訪れた際は実際に積んでみて、確かめてみましょう!

れんが~2

れんが~1

○耐火れんがの石窯(赤れんが博物館のオリジナル制作)

こちらは、なんと!赤れんが博物館のスタッフさんが一から製作した石窯です。

窯 窯2

「この石窯はDIYでできるれんが工作をテーマに、耐火れんがで制作することとしました。設計図から組み立てまで全てハンドメイドで作った赤れんが博物館オリジナルの石窯です。年に数回ですが、この石窯を使ったピザ焼きのイベントをしていますよ。この石窯で焼くピザはとても美味しいんです。」

ゼロから全て作ってしまうなんでマニアックですよね、さすが〜。
イベントの日に来てピザを食べてみたかったです…。笑

※制作過程はこちらからご覧になれます。
http://www.city.maizuru.kyoto.jp/modules/sangyoshinp/index.php?content_id=479

また、見学した当日は舞鶴の地元の中学生達が職場体験をしていて、展示解説をしてくれました。舞鶴の子供たちは学習の一環としてこの職場体験をすることになっているそうです。地元舞鶴のことを知るだけなく、平和を考える機会にもなりますから、舞鶴ならではの貴重な学習体験といえますね。

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